Webを受注して納品、その後の更新について考えさせられる記事発見。 Web受託0.5や1.0というキーワードで比較されているわけですが、1.0云々というより、 Webに対する意識が時間とともに変化するのは当たり前なので、その中で考えていかないといけないなーと。
Web2.0の概念で「永遠のベータ版」と言う言葉がある。この意味は、 中途半端でもリリースしてあとから直せば良いということではなく、こちらがいくら頭で考えても、 ユーザーの反応や使い勝手は完全にはわからないため、ニーズがあるかないかが未確定なものにあまり工数を割くのではなく、 なるべくシンプルにスモールスタートで初め、リリース後の反応から改善したり、 新しい機能を追加していきましょうというものと自分は解釈している。
多くのWeb制作に携わる会社は、 Webはリリースが重要でその後の更新については儲からないのでしないというご指摘をされています。しかし本来は上記のように、 ユーザーの行動予測や使い易さを考えた上でリリース。その後、実際の動きを検証して更新やリニューアルを行うべきだと。
まさにその通りだと思います。 予算が厳しい現状であってもこちらが提案してそれを納得してもらえるぐらいの「説得力」は必要だと重々承知しています。
しかし、 この記事では会社としてのWeb制作側という考えに基づいて書かれていると思いますが、個人としてはなかなか厳しいのが現状です。
SEO、マーケティング、アクセス解析、などなど、 効果を上げるにはWebを解析して更新するのにこれら全て行う必要があります。これがプロとしての仕事なのかもしれません。
更新は儲からないとありましたが、個人レベルで言うと、月に管理・ 更新費を幾らかいただいて、実際に採算をとれている方も存在すると思いますが、 更新時に一ページ単位で制作するとなるとコストに矛盾が出る場合があります。リリースから時間が経っていたらなおさらです。 あの画像どこやったっけ?なんてのはザラにあります。
そのために導入したいのがCMSです。
Junnama Onlineさんの Web受託1.1。
「更新にコストをかけたくない、更新は低コストで高い頻度で」
これがクライアントのニーズだとしたら、まずはそれに応えることを起点にする。そして、 それでも充分に利益を出せるのがWeb受託1.1である。それはサイト設計やシステム(CMS等) の導入といったあたりで実現していく。何も目新しい考えではない。
会社組織でも個人でもWeb制作者として素晴らしいツールだと思います。 更新する側が自社であっても、制作側であってもきっとコストの削減につながるでしょう。
ゼロからCMSを構築するとなると、結構なコストがかかりますが、近頃は安価でも優れたツールが出てきています。 わたし個人がいつも提案しているのはMovable Typeですが、ただのブログと侮るなかれ、構築の仕方によれば十分CMSとして通用します。
こういうツールを活用しつつ
- 高度なクリエイティブ、ビジュアルの効果を最大限発揮できるエース
- XHTML+CSSでValidなコーディングが出来るエース
- CMS等を含めたサイト全体の設計ができるエース
に加え、
- Webライティングに長けたエース
- Web上での話題づくり・出来事づくりに長けたエース
- 課題発見、改善提案に長けたエース
という精鋭部隊を組んで進んでいけば、きっと素晴らしいものになるでしょうね。(こんな人がいたら楽しいやろうなぁ・・・)
要するに価格競争の中で愚痴を言っても仕方なく、クライアントの要望も満たしつつ、 どうやって効率を上げていくかということを考えないといけないなーという事ですね。
Webを制作していく中で一番怖いのは流れ作業化してしまうこと。0.5であれ1.0であれ、 Web制作者としての立ち位置を常に意識してどうあるべきかを考えていければと思う今日この頃です。
